
ホンダは18日、米子会社が製造・販売を手掛ける小型ビジネスジェット機の最新型「ホンダジェット エリートII」を発表した。
3回目の改良では、最大離陸重量を91キロ増やし、燃料タンクを拡張。
現行機と比べ航続距離が204キロ伸びて2865キロになった。
基本価格は695万ドルからで、来月納機を始める。
来年以降は、最新の安全技術も順次搭載する予定だ。
速度やエンジン出力を自動制御する機能は来年前半、パイロットが気を失った場合などに作動する緊急着陸装置は来年後半に導入する。
ホンダジェットの累計納機数は、6月末時点で219機。
2021年は37機で、小型ビジネスジェット機として世界最多だった。
時事通信