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世界は「真に地球規模かつ空前のエネルギー危機」の真っ只中 — IEAのビロル事務局長

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25 Oct 2022 07:10:21 GMT9
25 Oct 2022 07:10:21 GMT9

シンガポール:世界中の液化天然ガス(LNG)市場が厳しさを増し、主要石油産出国が供給を削減しているため、世界は「真の意味で地球規模かつ空前のエネルギー危機」に瀕している、と国際エネルギー機関(IEA)事務局長が10月25日述べた。

ウクライナ危機の最中にヨーロッパ各国のLNG輸入量が増加し、中国では石油・天然ガス需要が回復する可能性がある。

しかし来年新たに市場に出回るLNGはわずか200億㎥に過ぎず、市場環境は厳しくなる、とシンガポール国際エネルギーウィークにてファティ・ビロルIEA事務局長は述べた。

同時に、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成するOPECプラスが最近になり産出量を1日あたり200万バレル削減すると決定した。

IEAは今年の世界石油需要が1日あたり200万バレル近く増加すると見ており「リスクを高める」決定だ、とビロル事務局長は述べた。

「世界中の複数の経済圏に不況の危機が迫るなか、とりわけリスクを高める決定です。世界的な景気後退の話となると…今回の決定は本当に残念だと感じました」という。

しかし、現在のエネルギー危機は人類のエネルギー史における転換点となり得るともビロル事務局長はいう。

クリーンエネルギー源の活用を加速させ、持続可能で安定したエネルギーシステムを構築するチャンスだという。

「エネルギー安全保障こそ、エネルギー移行の最大の原動力なのです」とビロル事務局長は述べた。

世界各国はエネルギー技術と再生可能エネルギーの開発・普及が解決策だと捉えているからだ。

ロイター

 

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