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「世界はサイバー攻撃をテロリズムとして真剣に考えなくてはならない」サウジのエネルギー大臣が警告

エネルギー大臣アブドルアズーズ・ビン・サルマン王子(スクリーンショット)
エネルギー大臣アブドルアズーズ・ビン・サルマン王子(スクリーンショット)
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10 Nov 2022 12:11:16 GMT9
10 Nov 2022 12:11:16 GMT9

アラブニュース

エネルギー部門がそうした危険に対してますます脆弱になっていると警告したサウジアラビアのエネルギー大臣アブドルアズーズ・ビン・サルマン王子いわく、サイバー攻撃の増大するリスクを阻止するための国際協定が必要である。

リヤドにおけるグローバル・サイバーセキュリティー・フォーラムの初日の演説においてアブドルアズーズ王子は、サウジアラビア王国はあらゆる攻撃への備えができていると主張しつつ、政府および企業は「集合的な脅威」に直面していると語った。

大臣はハッカーの打倒を支援する世界的協力を訴え、こう述べた。「ちょうど世界がテロリズムに対して行っているような、サイバー攻撃を軽減するための国際協定が我々には必要です。」

彼はさらに続けて、こうした攻撃の背後にある動機が「政治的なものであれ、思想的なものであれ、備えることなく攻撃されるわけにはいかない」と述べた。

サイバーセキュリティ会社Sirar by STCのCEOであるファハド・アル・ジュテリ氏はそのコメントで、11秒ごとに地球上のどこかで1件の攻撃が始められていると警告した。

あらゆるサイバー攻撃に対するサウジアラビアの備えに関する演説において、ビン・サルマン王子はこう述べた。「勝利する前に勝利を宣言することはできない。」

しかし彼は、互いに競争しないこと、どの国が自国を防衛する適切な能力を有するかについて競わないことの重要性を強調した。

「このフォーラムは、サイバー攻撃は集合的に企てなくてはならない集合的な脅威であるということを主張する」と彼は説明した。

サイバー攻撃の進化はフォーラムの重要な柱の一つであり、「世界的なサイバー秩序の再考」というテーマのもとで様々な部門から国際的なリーダーたちが集まっている。

このイベントには110か国以上から4,500名以上が参加し、120名以上の演説者を招集して日常的なサイバー問題について考察する。

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