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国内初「CO2ゼロ」運航=羽田―那覇間のチャーター便―日航

(Shutterstock/file)
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20 Nov 2022 10:11:56 GMT9
20 Nov 2022 10:11:56 GMT9

日本航空は18日、二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにしたチャーター便を、国内で初めて羽田―那覇間で運航した。持続可能なバイオ航空燃料(SAF)や、森林保護活動などへの投資で排出量を相殺する「カーボン・オフセット」を活用。2050年のCO2排出量実質ゼロ目標の実現に弾みをつけたい考えだ。

今回、機体はCO2排出量が従来機に比べ15~25%程度削減できる欧州エアバスのA350型機を使用。通常のジェット燃料にSAFを38%相当混ぜたほか、乗客1人当たり料金の約330円をカーボン・オフセットに充てた。 

チャーター便には320人強が搭乗。家族で利用した千葉県の20代女性は「環境対応は航空業界の大きな問題。こういう取り組みが広がり、長く愛される乗り物になれば」と語った。日航はSAFの調達状況に応じて、今後も同様の取り組みを検討する。

時事通信

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