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男女平等問題にグローバル規模で取り組むWAW! 2022が日本で開催

WAW! 2022は三年ぶりに東京の三田共用会議所で開催予定。(スクリーンショット)
WAW! 2022は三年ぶりに東京の三田共用会議所で開催予定。(スクリーンショット)
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23 Nov 2022 10:11:42 GMT9
23 Nov 2022 10:11:42 GMT9

ダイアナ・ファラー

ドバイ: 日本の外務省が木曜日、2022年の国際女性会議(WAW! 2022) を12月3日に日本で開催するとオンライン記者会見で発表した。

記者会見では、女性参画推進室(外務省)室長の古本建彦氏、人事戦略特別顧問(SAPジャパン株式会社)のアキレス美知子氏が今年のWAWイベントの目標とビジョンについて語った。

古本氏によると、本イベントの主題は「新しい資本主義に向けたジェンダー主流化をめざすWAW! 」。

COVID-19の長期に渡る影響やウクライナの現状は、経済的・社会的な不安定さを増大させており、グローバル社会におけるジェンダー不平等がより浮き彫りになっていると古本氏は説明する。

WAW! 2022ではアイスランド大統領のグズニ・ソーラシウス・ヨーハンネッソン氏、UNウィメンの常任理事シマ・サミ・バホス氏らを登壇者に迎える予定。

本会議では、新しい資本主義の形に関連した10のセッションが行われ、様々な政策にジェンダー視点が盛り込まれていくだろう。また、若者世代と地方に焦点を当てる2つの特別セッションがあり、次世代の人々が男女平等の議論へ参加することを奨励していく。

2023年には日本がG7の議長国を務める予定であり、日本はWAW! 2022の成果を活用して、国際的なレベルでジェンダー主流化の議論に取り組んでいきたいと古本氏はいう。

SAP ジャパンの人事戦略特別顧問であるアキレス氏は、日本における女性のリーダーシップとエンパワーメントを促進するための課題および機会について、オンライン記者会見で語った。

同氏の説明によると、女性の就業者数は2012年以降の9年間で約340万人増加しており、その見通しは明るい。

また、部長、取締役、課長職の女性の割合も着実に増えてきているという。

アキレス氏によると、女性取締役は2012年以降で4.8倍に増加している。

2022年の男女平等と女性のエンパワーメントに関する基本方針は、次の4つを柱としている。

  • 女性の経済的エンパワーメント
  • 女性が尊厳と誇りを持って生きることができる社会の実現
  • 家庭・コミュニティへの男性の関与
  • 第5回の基本計画における女性登用目標を達成するために

WAW! 2022は三年ぶりに東京の三田共用会議所で開催予定。

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