
アラブニュース、ロンドン
サウジアラビアのムハンマド・アル=ジャドアーン財務相は、サウジアラムコの海外上場が「依然としてあり得る」ものの、すぐにはそうならないであろうと述べた。
彼は、水曜日にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会において、ブルームバーグニュースのインタビューでこの話を明らかにした。
同財務相はまた、今週サウジアラビアが50億ドルの国債発行において、4倍の注文を受けて成功裏に売却を完了したことで、同国の経済が加速していることを「強く確信している」と語った。
「昨日は、サウジアラビアの信用に対する需要が非常に高く、非常に健全であることが明らかになりました。債務の規模だけでなく、国債の価格にもたいへん満足しています。需要はとてもポジティブです。ビジョン2030の成果が出始めています。数字は、改革が上手くいっていることを証明しています。基本的に成功がお金という形で表れています」とアル=ジャドアーン財務相は話した。
さらに、海外投資家は王国内で進行中の改革に対して、肯定的な反応を示したと述べた。
「投資家はファンダメンタルズに注目していると思います。彼らは成長、そして可能性に注目しています。私たちは、直接投資の伸び、ライセンス申請数の伸びを目の当たりにしています。信頼感が力強く復活しています」と彼は語った。