アラブニュース
ドバイ:サウジアラビア外務省が、ソマリアの首都モガディシュで複数の死者を出した事件が発展することに関して「非常に心配している」と述べたと、国営通信社SPAが報じた。
同省は問題がこれ以上大きくならないことの重要性を強調し、同国で対話を通して解決に達することを強く望む気持ちを示した。
また、犠牲者の家族に対し哀悼の意も表し、負傷者の早い回復を願った。
治安関係者や目撃者によれば、2月初旬、モガディシュの主要道路沿いにある検問所近くで自動車爆弾が爆発し、最低でも3人が死亡し、8人が怪我をした。
同首都はアルカイダとつながりのある集団アルシャバブにより、定期的に攻撃の標的にされる。アルシャバブは国際社会が支援するモガディシュの政府の退場を求め、これまで長期にわたり暴力的な反政府活動を行ってきた。
彼らは2011年にモガディシュを追放されたが、現在も支配地域を持ち、そこから政府や市民を標的にする計画を立て、犠牲者を出す攻撃を頻繁に行っている。