
アラブニュース
アブダビ:UAEは、COP28としてより一般的に知られている国連気候変動枠組条約第28回締約国会議の公式ロゴとブランディングを発表した。
アラブ首長国連邦は、11月30日から12月12日までエキスポ・シティ・ドバイで開催される今年のイベントの議長国を務めている。
私たちは皆「1つの世界」の住人であるという考えに着想を得た、薄緑と濃い緑を基調とした球状のロゴは、人、再生可能エネルギー技術、野生生物、自然を表すさまざまなアイコンで構成され、これらが1つの地球に集約されているのだと、首長国連邦通信社が17日に報じた。
これは、人類が利用できる豊かな天然資源と技術資源を表し、世界における包括的で変革的かつ持続可能な開発を推進するために、あらゆる分野でイノベーションが必要であることを強調するためにデザインされたと、同通信社は付け加えている。
さらに、このロゴは、国際社会が気候変動対策の呼びかけに賛同し、その達成に向けて包括的な道を歩み出す必要性を喚起するものであり、2023年の国連気候変動会議は、世界の北と南のギャップを埋め、誰も取り残さずに、公共部門と民間部門、科学者や市民社会、女性や若者の参加を含む「みんなのCOP」になるというメッセージを強調する図像が使われていると報じた。
また、これは、COP28が行動を起こし、野心を高め、緩和、適応、財政、損失、損害の各分野で、目標を設定することから環境実績を出すことへと移行するというメッセージを発信するものである。
COP28の議長指名を受けたスルタン・アル・ジャベール氏は、「私たちは1つの世界に住んでおり、パリ協定達成に必要な変革的進歩を遂げるために、これまでにないほど協力・連携する必要があります」と述べた。
「UAEで開催されるCOP28は、さらに速く、さらに進んで、目標から達成へと移行することができるよう、世界的な合意を見出すことを目指します」
このロゴとブランディングは、新しく立ち上げられたウェブサイトやエキスポ・シティ・ドバイの会場など、COP28のすべての活動に使われる予定だ。また、デジタルメディア上でメッセージ性を発揮するダイナミックなアニメーション版ロゴも作成された。