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サウジ皇太子、数十億ドル規模のイベンツ・インベストメント・ファンド設立

EIFは地元産業の振興と海外投資の誘致のための戦略的パートナーシップの創出を狙いとしている。(SPA)
EIFは地元産業の振興と海外投資の誘致のための戦略的パートナーシップの創出を狙いとしている。(SPA)
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18 Jan 2023 02:01:14 GMT9
18 Jan 2023 02:01:14 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、サウジアラビア全体の文化、観光、娯楽、スポーツ分野における持続可能なインフラ開発を目指す基金「イベンツ・インベストメント・ファンド(EIF)」の設立を発表したと、サウジ国営通信(SPA)が伝えた。

SPAによると、EIFは地元産業の振興と海外投資の誘致のための戦略的パートナーシップの創出を狙いとしている。2030年までに35以上の場所で開発の企画・資金調達・監督を行う予定である。

EIFは、2045年までにサウジアラビアのGDPに280億サウジリヤル(74億5,000万ドル)相当の貢献をするために、海外からの直接投資機会の開発と増加に焦点を当てる。

EIF設立の狙いは、サウジアラビアを文化、観光、娯楽、スポーツ活動の世界的中心地として位置づけることである。

同国全域で、室内競技場、アートギャラリー、劇場、会議センター、競馬場、カーレース場などの世界クラスの持続可能なインフラの開発を目指している。

SPAによると、2023年までに最初のインフラの完成を目指すという。

EIFは環境・社会・統治面で最高レベルの基準を掲げている。

また、2030年までに観光セクターのGDPに対する年間の貢献額を10%以上増やすことを目指すほか、2030年までに1億人以上の観光客を誘致して世界有数の観光客訪問数を達成し、サウジアラビアを世界に名だたる観光立国とするという同国の目標を支援する。

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