
アラブニュース
リヤド:観光プロジェクト、レッドシー・グローバル(RSG)は、同プロジェクトのリゾート地の一つにおける公共インフラシステムの開発に関し、サウジに拠点を置くAl-Ayuni Investment and Contracting Co.と、およそ10億サウジアラビア・リヤル(2億7,000万ドル)の契約を締結した。
同社は、王国の北西海岸沿いの超高級観光地、Amaalaで、トリプルベイ・マスタープランにおける開発第一段階の工事を実施する。
また、Al-Ayuni社は、ネットゼロ事業へのAmaalaのコミットメントの一環として、トリプルベイの二酸化炭素排出量を最小にすべく取り組む予定だ。
RSGのグループCEO、ジョン・パガノ氏は「本日のインフラ契約は、高級観光事業と自然環境の新たな関係を開拓するというRed Sea Globalの大望の重要な部分を形成するものだ」とし、さらに「開発の規模が非常に大きいなかで、我々が再生可能な観光を絶え間なく追求するには、レジリエントなインフラを提供できる有意義なパートナーシップが必要である」と続けた。
「私たちは、Al-Ayuni Investment and Contracting Companyと共同し、王国のこの先の発展の未来を形作ることができると確信している」
Al-Ayuni社は、その総合的な技術力とビジネス競争力、そして地域的および国際的な資質に基づき選ばれた。
Al-Ayuni Investment and Contracting Companyの会長、ファシード・アルアユニ氏は次のように語った。「Red Sea Globalは、当社が元来受け継いでいる、世界クラスのソリューションを改革し、信頼関係を強固にし、新しいベンチマークを設定するという考え方と緊密に協調しており、未来を見据えたデベロッパーだ」
「当社が、先駆的な観光地に貢献できることは光栄であり、RSGの野心的な持続可能性目標を達成するために、当社の強固な能力を最大限発揮できることを楽しみにしている」
トリプルベイ・マスタープランに重点的を置くAmaalaの開発第一段階には、8つのホテル、最大1,200室が含まれる予定だ。
すべての開発が完了する2027年には、25のホテルにより3,000室が提供され、最高級の小売店舗、高級料理店、ウェルネス、娯楽施設なども提供されることになっている。