
リヤド:サウジアラビアがビジョン2030で掲げた目標に向け着実に前進する中、リヤドの失業率が国内最低の6.7%を記録した。
総合統計庁(GASTAT)が発表した最新データによると、2022年第4四半期末時点の失業率はマディーナが12.2%で、ジーザーンの11%、メッカの7%と続いている。
サウジアラビアは2030年までに失業率を7%にする目標を掲げている。
サウジアラビア東部州の2022年末の失業率は6.9%だった。
サウジ国民全体の2022年第4四半期の失業率は、第3四半期の9.9%から大幅に低下し8%となった。
サウジ国籍でない人を含む全人口の第4四半期の失業率は4.8%だった。
GASTATはレポートの中で次のように述べている。「失業率の目覚ましい低下は、労働力参加の減少と雇用の伸びという二重の効果によるものだ」
博士号を保有するサウジ国民の失業率は最低の0.2%だった。
一方、学士号または同等の資格を保有するサウジ国民の2022年第4四半期の失業率は最高の9.9%だった。
サウジ国民の卒業証書保持者と高卒者の失業率はそれぞれ8.1%と7.4%だった。
サウジ国民の失業率を教育の専門分野別に見ると、自然科学・数学・統計が最高の12.8%で、芸術・人文学の11.6%、情報通信技術の10%と続いている。
一方、サウジ国民の女性の2022年第4四半期の失業率は第3四半期の20.5%から低下し15.4%となったが、労働力参加率は1ポイント減の36%だった。