月曜日(12月26日)、受託収賄罪で逮捕された東京五輪元理事の保釈が決定されたと公共放送局のNHKが報じた。
東京地方裁判所は8000万円で高橋治之氏の保釈を決定したとNHKが報じた。
東京五輪をめぐる汚職事件が広がりを見せる中、検察はこの数か月で複数の企業の家宅捜索を行っている。
東京2020大会組織委員会の元理事で、それ以前は大手広告会社電通の役員を務めた高橋氏は、8月に大会スポンサーから賄賂を受け取った容疑で逮捕されていた。
2020年のロイター通信の報道によると、高橋氏は、大会のある元有力者の支持を取り付ける上で重要な役割を果たしたと供述している。フランス検察当局によると、元有力者はその後、日本の招致を助けることと引き換えに賄賂を受け取った疑いをもたれている。また高橋氏は、東京の五輪招致を成功に導くために数百万ドルの報酬を受け取っていた。
ロイター