アラブニュースジャパン

東京：エジプトは先ごろ開催された「ツーリズムExpoジャパン2024」に参加し、日本人観光客をターゲットにエジプトのゴルフ場の展示や、日本とエジプトの共同事業である大エジプト博物館の開館を予告した。

エジプトは日本人観光客の誘致に熱心で、両国が150年来の関係にあることにも注目している。ピラミッドやアスワンの神殿など、エジプトの文化的ハイライトは数千年前にさかのぼり、文化に貪欲な日本人にとって大きな魅力となっている。

エジプト政府観光庁はプレスリリースの中で、「エジプトがこの大きなイベントに常時参加することは、エジプトと日本の友好関係の深さと、観光産業を通じてこの友好関係を持続させたいというエジプト政府の強い意志を示すものです」と述べている。また今回のツーリズムExpoは、日本の旅行会社にとってエジプト観光についてより深く知る絶好の機会であったと付け加えた。

ギザ、アスワン、ルクソールといった見どころのほか、エジプトを訪れる旅行者は、サンゴ礁や珍しい水生生物、ダイビングが楽しめる地中海や紅海の沿岸地域も楽しむことができる。

エジプトでは、大エジプト博物館やピラミッドに近いギザの新空港開港もあり、近い将来、記録的な観光客の増加が見込まれている。