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東京株式市場は上昇、米インフレの行方を注視
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12 Apr 2023 08:04:27 GMT9
12 Apr 2023 08:04:27 GMT9
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4月12日、東京株式市場はウォール街での株価上昇を受けて前日に比べ高値で取引を終えた。投資家はこの後発表されるアメリカのインフレ指数を注視している。
指標となる日経平均株価は0.57%、159.33円上昇して2万8,082円70銭となった。より幅広い銘柄をカバーする東証株価指数（TOPIX）は0,76%、15.07ポイント上昇して2,006.92で取引を終えた。
東京の外国為替市場は1ドル=133.83円を付け、前日のNY市場の133.69円よりやや上昇した。
投資家はNY株の上昇に沸いたが、アメリカの消費者物価指数発表を前に、徐々に「様子見」モードに入っているとみずほ証券は述べている。
アメリカのジャネット・イエレン財務長官の発言も「アメリカ経済の先行きに関する不安を軽減するのに貢献した」と岩井コスモ証券はコメントした。
イエレン氏は、最近の銀行破綻を受けて個人や企業の資金調達が困難になるのではないかという懸念の声があるのに対し、信用収縮の兆しは見られないと述べた。
イエレン氏の発言は、世界経済の成長と債務再編システムなどの重要トピックを議題として各国の中央銀行総裁、財務大臣その他が参加して今週ワシントンで開かれている、国際通貨基金（IMF）と世界銀行の春季会合の席上でのものである。
東京訪問時にウォーレン・バフェット氏が日経新聞のインタビューで日本の商社に投資したことを「非常に誇りに思う」と発言したことで、商社株が上昇した。
三菱商事株は2.23%値上がりして4,961円、丸紅は2.97%上昇して1,904円となった。
他には、任天堂が5,466円（前日比0.98%上昇）、日立製作所が7,357円（同0.78%上昇）となった。
ソフトバンクグループは、フィナンシャルタイムズ紙がイギリスを本拠とする半導体メーカー、アーム株のナスダック上場で孫正義会長が今週合意する見込みだと報じたことで、1.49%上昇し5,178円となった。
AFP
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