
東京: 経済産業省資源エネルギー庁のデータによると、3 月のアラブ諸国からの原油輸入は総輸入量の 96.6% に達し、サウジアラビアとアラブ首長国連邦が総輸入量の 80.5% を占めた。
3 月の日本の総石油輸入量は 7,770 万 9,000バレルに達し、アラブ諸国からの輸入は96.6%、7,503万 1,000バレルで、サウジアラビア、UAE、クウェート、カタール、バーレーン及び中立地帯(サウジとクウェートの間)の5 つのアラブ湾岸協力会議加盟国からの輸入であった。
石油輸入の最大の供給国であるサウジアラビアからは3,277 万 7,000 バレル、つまり全体の 42.2% を占めている。
アラブ首長国連邦が 2,979万 7,000バレルで 38.8%、クウェートが 655 万 9,000バレルで 8.4%、カタールが 484 万 5,000バレルで 6.2% と続く。
その他は中立地帯とオマーンから 100 万バレル未満、それぞれ 0.7% と 0.6% を輸入。
残りは、アメリカ合衆国からの 輸入が1.7% 増、東南アジアからの 0.9% は、ブルネイ、ベトナム、およびインドネシアからそれぞれ0.4%、0.3%、0.2% であった。
3 月の数字で最も顕著なのは、ロシアからの石油輸入がなかったこと。さらに、日本企業は、米国が課した制裁を日本政府が順守したため、イランからの石油ボイコットを続けた。
上記の数値は、2023 年 3 月に日本の港の製油所、タンク、倉庫に到着した石油の量を表している。日本は、エネルギー需要の約 3 分の 1 を石油に依存している。