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石油最新情報 — 米国石油掘削業者、11週間で10回目の石油・天然ガスリグ削減

ベーカー・ヒューズ社の最新レポートによると、7月14日に終了した週の米国の石油リグ数は3基減の537基となり、2022年4月以来の低水準となった。(シャッターストック)
ベーカー・ヒューズ社の最新レポートによると、7月14日に終了した週の米国の石油リグ数は3基減の537基となり、2022年4月以来の低水準となった。(シャッターストック)
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16 Jul 2023 09:07:25 GMT9
16 Jul 2023 09:07:25 GMT9

アラブニュース

リヤド: 米国エネルギー企業は先週、石油と天然ガスのリグ稼働数を11週間ぶり10回目の削減を行ったと、ベーカー・ヒューズ社が最新レポートで発表した。

将来の生産量の早期指標となるリグ数は、7月14日に終了した週に5基減の675基となった。

エネルギーサービス会社によると、総リグ数は昨年の同時期より81リグつまり11%減少した。

7月14日の週の米国石油リグは3基減の537基で、2022年4月以来の低水準となり、天然ガスリグは2基減の133基となった。

ベーカー・ヒューズ社によると、全米最大のシェールオイル域であるテキサス州西部とニューメキシコ州東部のパーミアンで、掘削業者はリグを5基削減し、石油とガスの合計リグ数は337基となり、2022年5月以来の低水準となった。

リグ数データを公表しているデータプロバイダーEnverus社によると、7月14日に終了した週の掘削業者のリグ稼働数は732基で横ばいだった。先月は約17リグ、前年同月比では14%の減少となった。

油田会社SLB、ロシアへの全出荷を停止

世界最大の石油サービス・石油機器プロバイダーであるSLBは、欧米の制裁拡大を受け、全事業所からロシアへの製品・技術の出荷を停止すると発表した。 

SLBは、ロシアによるウクライナ侵攻後、同国の石油部門で業務を継続する数少ないプロバイダーのひとつだった。

今回の措置は、2022年から実施されている制限をより多くの国に拡大するものだ。今回の動きは、「国際的な制裁の継続的な拡大に対応するため」と同社は声明で述べた。

「SLBは輸出管理法と経済制裁法を遵守する責任を極めて重く受け止めており、ウクライナでの戦争を非難し終結を求める国際社会と歩調を合わせている」と同社は声明で述べた。

キュラソーに籍を置く同社は最近、ガスプロム・ネフチやロスネフチといったロシアの一流石油・ガス会社向けに9,600人の従業員を雇用していた。この仕事は、同社の年間売上高約280億ドルの5%に貢献している。 

ロイター

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