
東京: 日本の株式会社アドバンテストは水曜日、生成AIアプリケーション向けのハイエンド半導体の使用が、同社のメモリチップテストマシンの需要回復につながると見ていると述べた。
同業の米テラダイン社とチップテスト装置で圧倒的な強さを誇るアドバンテスト社は、顧客が過剰在庫を抱えるため、今年の市場は縮小するとの見通しを示した。
同社の4-6月期の営業利益は68%減の143億円(1億180万ドル)だった。スマートフォン市場の低迷とデータセンターへの投資の鈍化を強調したが、来年は回復すると予想している。
アドバンテストの吉田芳明CEOは決算説明会で、「今年は落ち込んだが、最終的には成長カーブを描くと信じている」と語った。
アドバンテストの株価は、決算を控えて1.7%下落し、年初来で2倍以上に値上がりした。(1ドル=140.4300円)
ロイター