3月5日から7日、ドバイ世界貿易センター（DWTC）で、年に1度のポップカルチャーイベント、中東フィルム＆コミコン（MEFCC）が開催され、映画やテレビ、コミックのファンが一堂に会する。

同イベントに備え、MEFCCは2月22日にドバイのローヴ・トレード・センター・ホテルで、UAE Cosplayersと501st legion、Speedy Comicsの支援により、コスプレのワークショップを主催した。

ワークショップでは、コミックとポップカルチャーに関連した数々のトピックが取り上げられた。例えば、コスプレ衣装制作の基礎、スター・ウォーズ世界の悪役の作成と着用を専門とする世界的なファンベース組織（プロコスチューミングクラブ）である501st legionについての簡単な紹介、昨年日本で開催された世界コスプレサミット（WCS）に参加した国際的なコスプレイヤーらとのパネルディスカッション、またMEFCCでのWCS2020予選となるコスプレコンテストの詳細説明などだ。

「このワークショップのきっかけは、昨年日本でのWCSへ行き、40か国から来たたくさんの素晴らしいコスプレコミュニティと交流したことです」とMEFCCのマーケティング担当兼コミュニティマネージャーのAyman Akaily氏は言った。

「このワークショップのきっかけは、昨年日本でのWCSへ行き、40か国から来たたくさんの素晴らしいコスプレコミュニティと交流したことです。
こうしたコンテンツを愛する人々を繋げ、コスプレへの情熱を共有しあうために、ここで同じことを再現したいと思っています。そして、人々が情熱を次の段階に進み、プロのコスプレイヤーになる手助けとなることを願っています」とMEFCCのマーケティング担当兼コミュニティマネージャーのAyman Akaily氏は言った。

「今年のコスプレコンテストがとても楽しみです。来るWCS2020でUAEチームを代表するため、またイベントで貴重な賞品を獲得するために、多くのコスプレイヤーが技術とパフォーマンスを披露する準備を熱心に進めています」とAkaily氏は付け加えた。

UAEコスプレFacebookグループの創設者でマネージャーのKhalid Abdul Rahman氏は、参加者の1人との議論の中で、「私たちのグループは2012年に創設され、UAEやその他中東諸国からの様々なメンバーは、現在2700人以上になっています。すばらしいことです」と述べた。

「ワークショップはとても有益なものでした。開催した1番の理由は、WCS2020で私たちを代表するUAEチームを選抜するために非常に重要な、MEFCCでのWCS2020予選を開催するからです。そこで、昨年参加した前UAEチームをイベントに呼び、コスプレイヤー全員に対して経験と助言をを共有してもらうことにしました」とAbdul Rahman氏が続けた。

WCS2019のUAEチームのメンバーが、アラブニュースに自身の経験を話した。

WCS2019のUAEチームメンバーが、イベントで全てのコスプレイヤーに彼らの経験と助言を」とAbdul Rahman氏が続けた。

WCS2019のUAEチームメンバーの1人であるSalim Mohammed氏は、「私は2008年からコスプレを始めました。昨年のWCSでUAEチームを代表できて嬉しかったです。素晴らしい経験でした。私たちは、今年のWCSのUAEチームの準備を楽しみにしています。彼らを傍でサポートし、ベストを尽くすよう応援できれば、と思っています」と述べた。

別のメンバーであるMaru氏は、チームの経験を詳しく説明した。「WCS2019での経験は素晴らしいものでした。様々な国から来たたくさんのコスプレイヤーに会い、また、名古屋市長の河村たかし氏のような大物がコスプレをしていて、とても楽しかったです。ワークショップはとても上手く行きました。人々からの質問に答え、前回のイベントの経験を共有し、次のMEFCCでのコスプレコンテストに関するアドバイスをしました」