
リヤド:緑のスカーフとお気に入りのユニフォームでGO! 地球上で最大のスポーツの祭典、サッカー・ワールドカップがサウジアラビアにやってくる。
サウジアラビアは、唯一のライバルであったオーストラリアが辞退した後、2034年大会の招致に残る唯一の国であると、同スポーツの世界統括団体であるFIFAが火曜日に発表した。この決定は、来年末に開催されるFIFAの臨時総会で正式に承認される。
サウジアラビアは当初、エジプトとギリシャとともに2030年ワールドカップの招致に興味を示していたが、この案は6月に断念され、スペイン、ポルトガル、モロッコによる3大陸招致の道が開かれた。
その後サウジは10月4日に2034年大会への招致を表明した。
大会の大陸ローテーションの都合、FIFAはアジアとオセアニアの連盟加盟国のみに応募を呼びかけた。インドネシアは、オーストラリアやニュージーランド、マレーシア、シンガポールなどとの共同招致を検討したが、10月19日にサウジアラビアの招致に傾いた。
今年女子ワールドカップを開催したオーストラリアも立候補していたが、アジアサッカー連盟がサウジアラビアの招致を支持する決定を下したため、立候補を取りやめた。
オーストラリアサッカー協会のジェームズ・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は、この大会の招致は「オーストラリアにとって好ましいものではない」と述べた。彼は: 「サウジは強力だ。2034年ワールドカップのためだけでなく、彼らは多くの資源を持っている。サウジ政府もトップダウンでサッカーへの投資を優先している。それに対抗するのは難しい」と述べている。
サウジアラビアは2018年以降、サッカー、F1、ゴルフ、ボクシングなど、数々の主要スポーツイベントを開催しており、12月にはサッカーのクラブワールドカップが開催される。