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パリ---- 「アルウラ—— ワンダー・オブ・アラビア」展示会はパリのアラブ世界研究所(IMA)で引き続き開催されている。
アルウラ王立委員会(RCU)とIMAが国際的に協力し合い、仏アルウラ開発庁(AlUla)の支援で組織された「アルウラ—— ワンダー・オブ・アラビア」は、多重的な歴史と同地域の印象的な風景を探求するために開催された世界初の大規模な展示会である。
サウジ報道機関(SPA)は、来場者にアルウラの自然の美と豊富な文化遺産を紹介することを目的とし、希少な工芸品の大規模なコレクションや多様な視覚メディアの活用、世界的に著名な写真家アルチュベルトランの写真集の展示を行っているこの展示会に多くの来場者があったことを報告した。
アラブ世界研究所所長で、元文化大臣のジャック・ラング氏は、特にフランスでの報道や来場者数において好評だったことから、展示会の開催期間を3月8日まで延長することを発表した。彼は、展示会の国際的成功を踏まえ、RCUはその決定を歓迎したと述べた。
主催者はアルウラを「7000年の歴史の中のオアシス」と描写しているが、サウジ政府当局の支援による戦略的な努力によって世界的な注目を集めるようになったのはごく最近のことである。RCUは海外の提携先との協力で2017年に設立され、その目的は地域および海外の人々にアルウラの魅力を売り込むことである。
IMAのモヘブ・アル=ザフラニ最高責任者は、パリのSPAの代理人に対し、展示の成功は一般の来場者数が多かったことで確認されたと話した。これによって、3月8日までの延長が決まった。
元の終了日の一週間前の来場者数が100,000を超えたことで、ここ3年間で開催された展示会のうちでも最も重要で魅力的なものだったことが証明されたとアル=ザフラニ氏は言い添えた。
アルウラは、時代を問わず、東と西が交差してきた場である—— 継承されるコミュ二ティと文明の貢献によって形成され、何千年も発展してきた。同展示会は、アルウラの風景や北部の古代アラビア王国(デダンとリフヤーン)、古代都市へグラに光を当てることにより、来場者を同地域の自然および歴史の驚異をめぐる旅に連れ出している。古代都市へグラは、王国内で初めてユネスコ世界遺産として登録された場所である。