アミン・アッバス

アブダビ：アブダビ・エクストリーム・チャンピオンシップ（ADXC 2）の第2回大会が1月19日にアブダビのムバダラ・アリーナで開催される予定だ。2024年最初の大規模格闘技イベントとなる。

このイベントは柔術の最高水準を伝えることを目的とした格闘技界で画期的なもので、アメリカのUFCスター、アルジャメイン・スターリングとチェイス・フーパーによる非常に大事なグラップリング試合が披露される。

アルゼンチンの黒帯で2021年アブダビ世界プロ柔術選手権（ADWPJJC）王者のパブロ・ラバセリが、これまた2018年ADWPJJC王者であるノルウェーのエスペン・マティーセンとリベティング柔術試合で直接対決するイベントもメインの一つで、同様にわくわ

さらにADXC2では、ブルーノ・リマとマヌエル・リバマールの柔術対決がヘッドラインとして組まれている。前シーズン大活躍だったリマは、2023年のアブダビ世界プロ柔術選手権で優勝しており、その成功の継続を目指す。一方、リバマールは新たなタイトルを獲得し、既に素晴らしいキャリアをさらに強固なものにしようと模索する。

もう一つの楽しみな試合は、IBJJF世界選手権で何度も優勝しているウェールズのフィオン・デイヴィスが、UFC女子ストロー級ランキング10位のルアナ・ピニェイロと対戦することだ。

UFCライト級のテランス・マッキニーとシドニー・アウトローのグラップリング試合など、メインカードの対戦でも盛り上がる試合が続く。さらに、ガブリエル・ソウザと嶋田裕太のライト級柔術試合も行われる。

メインカードでは、バーレーンのアリ・モンファラディとブラジルのタリソン・コスタの再戦への期待が非常に大きい。コスタはモンファラディの勝利の後、ADXCにおいてそのスキルを披露し、挽回を狙う。

もう一つのスリリングな対戦カードとして、予備選ではUAEの柔術およびグラップリングの選手たちによる卓越した技術を紹介し、特に最近黒帯に昇格したオマールとモハメドのアル・スワイディ兄弟にスポットを当てる。同日に柔術のエリート階級を卒業したこの兄弟は、ADXC 2の予備選で、ユニークなスタイルと攻撃的な試合運びを披露する予定だ。

オマール・アル・スワイディは、柔術とグラップリングの両方に熟練していることで知られるシェイ・モンタギューを相手に、真剣な柔術勝負を挑む。

一方、モハメド・アル・スワイディは、ADXC 2で地元の才能に挑戦しようと企てる韓国代表のチュ・ソンヒョンとのグラップリング試合に臨む。

アル・スワイディは、「ADXC 2に参加できて嬉しいです。新しい経験を積み、自分のグラップリング技術を試せる本格的なトーナメントですから。私はノーギ部門に参加する初のUAE国民であり、自分にとって黒帯を取得してから初めての大会でもあります。本大会会場の存在感と綿密に組織されたトーナメント戦により、試合を興奮できるものにしています。現在は非公開でキャンプを行い、トーナメントに向けて厳しいトレーニングをこなしている最中です」と語った。