ウクライナ出身の26歳のモデル、キャロリーナ椎野が月曜日、東京で第56代ミス日本の栄冠に輝いた。
彼女の優勝とともに、名古屋で育ったにもかかわらず、彼女が日本人の血を引いていないという事実に対する批判が殺到した。
椎野は5歳の時に母親が日本人男性と再婚したため、日本に移住した。1998年にウクライナ人の両親のもとテルノピルで生まれた。
日本国籍に帰化したモデルとしては史上初の優勝者であり、また史上最高齢の優勝者でもある。
2022年に日本国籍を取得した椎野は、ミス日本2024のトロフィーを受け取りながら、このタイトルの獲得は “夢 “だったと語った。
受賞スピーチで彼女はこう語った: 「名前を呼ばれた瞬間、涙が止まりませんでした。日本人として認めてもらえない壁にぶつかることが多かったので、この大会で日本人として認めてもらえて感謝の気持ちでいっぱいです “と語った。
多くの人がSNSで意見を述べた。
“この人はハーフでもないし、両親ともウクライナ人で、ウクライナ生まれ(現在は帰化)。これって『ミス日本』ってこと?”とXに書き込んだユーザーもいた。
#ミス日本 が話題になっている。
— アメリカから見た日本 (@yamatogokorous) January 23, 2024
この人は日本人とのハーフですらなく、両親共にウクライナ人🇺🇦で、ウクライナ生まれとか🙄
(今は帰化済み)
これって『ミス日本』の意味あるのかな?
差別と区別は分けて欲しい。
日本は🇺🇸みたいな国柄じゃないのだから。。 pic.twitter.com/8xWirROgs8
「美人なのは認めるが、DNAが違う。世界が求めているミス日本ではない」とも。
いやいや美しいのは認めるがDNA的に違うでしょ。世界が求めているミス日本は彼女じゃ無いよ。きっとこの主催者は左巻きなんだろうねぇ。 https://t.co/SO03C3kfRP
— tatsuro (@tatsuro2009) January 23, 2024
ヨーロッパ人が “日本一美しい “栄冠に輝くことを考えると、彼女の受賞は日本の人々に間違ったメッセージを送るものだ、という意見さえあった。
帰化した日本人が美人コンテストで優勝するという考えに反対する人が多いようだが、受け入れる人もいた。
ミス日本に選ばれた椎野カロリーナさん、
— 筋トレ100%マン (@BCAA20000) January 23, 2024
「日本人として人生を終えたい」
「最終的なゴールは日本でお墓を作る事」
日本人ですら日本を大事にできない人が多いのに、小さい頃から住む日本をここまで大事に思い帰化して日本人としてチャレンジしミス日本を手にした事になんの問題があるのか。 pic.twitter.com/bSvUrni7Op
“日本を大切にしない日本人が多い中、彼女が子供の頃から住んでいた国を大切にし、帰化し、日本人として挑戦し、ミス日本を受賞したことの何が悪いのか?”とXに投稿したユーザーもいた。
日本のミスコンが物議を醸したのはこれが初めてではない。2015年、宮本亜利奈はミス・ユニバース・ジャパンで史上初の混血の優勝者となった。
彼女には多くの応援メッセージが寄せられたが、一方で、彼女が “十分な日本人 “に見えないと考える人もいた。