
クリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルに1-0の勝利をもたらした。
この結果、リヤドの強豪は来週のリターン・マッチを前に、準々決勝進出に向けて大きく前進した。
マルセロ・ブロゾビッチの好守でロナウドが残り9分にシュートを放つまで、ゴールレスで終わるかと思われたこの地味な試合では、チャンスと興奮はなかなか訪れなかった。
アル・ナスルは序盤、チャンスを作れないまま試合を進めた。15分後、ブロゾビッチが右サイドから放ったフリーキックにアイメリック・ラポルテが頭で合わせるが、枠を大きく外れる。
リヤドのファイサル・ビン・ファハド王子のスタジアムに集まったファンの声援を受けながら、黄色のジャージーたちは攻め続けた。
前半のポゼッション率79パーセントを誇ったアル・ナスルは、開始直後にロナウドがシュートを放った。このポルトガルの大スターは左からのクロスを胸で落とし、6ヤードのボックスのすぐ外からシュートを打つのに十分なスペースがあった。しかし、GKウラジミール・ストイコビッチがセーブした。
GKストイコビッチの好セーブに阻まれたのだ。
後半半ばには、アンデルソン・タリスカがオーバーヘッドキックでゴールに迫ったが、これはわずかに枠を外れた。一方、アル・ナスルも有望なポジションにつけてはいたが、ラストパスが出なかった。
アル・ナスルは、ボールがゴール前に飛んでくるが、誰もそのボールを拾うことができない。試合は残り10分となり、このままゴールレスで終わるかと思われた。
ブロゾビッチとの巧みなギブ&ゴーでエリア手前でディフェンスを振り切ったロナウドは、レアル・マドリードとマンチェスター・ユナイテッドの元レジェンドである。スタジアムのあちこちから「クリスティアーノ・ロナウド」のチャントが聞こえ、試合終了のホイッスルが鳴ると、そのチャントが繰り返された。
両チームは来週水曜日、アル・ナスルのホームでセカンドレグを戦う。
決勝まで地理的に半分と半分に分かれる西地区では、ウズベキスタンのナサフがUAEのアルアインに0-0の引き分けに終わった。
回戦は木曜日に続き、アル・ヒラルがイランのセパハンに、ウズベキスタンのナブバホルがアル・イテハドをホームに迎える。