



ドバイのスーク・マディナ・ジュメイラに、伝統的な日本料理にユニークな現代風アレンジを加えた新しい日本食レストランが登場した。
2023年12月にオープンした「SushiYaki」では、料理長のジョルビ・ワチョ氏が創造性を発揮しながら料理を作り、伝統とイノベーションの体験へとゲストを誘う。
ペルーで育ったワチョ氏は、2012年にペルー料理と和食が融合したレストランでシェフアシスタントとして働きキャリアをスタートさせた後、日本料理に魅了された。
「私は日本人の働き方に惚れました」とワチョ氏はアラブニュース・ジャパンに語った。「ステップバイステップ(のプロセス)があり、商品に対する敬意があります」
ワチョ氏は世界中の有名なレストランで働いた後、メンターの一人に招かれ、アラブ首長国連邦(UAE)に渡った。「世界中のさまざまな料理のシェフから学び、経験を積みました」と振り返る。
「SushiYaki」では、味噌汁のような伝統的な日本料理を提供する一方で、文化を融合させ、他のアジア諸国からのインスピレーションを取り入れようとしている。
たとえば、通常のサーモンの握りの代わりに、オイスターわさびソースを加えて焼いたものを出している。刺身も、付け合わせやさまざまなソースを追加することで変身する。
料理長のおすすめは、味わい豊かで料理長の創造性が発揮されているスズキのセビーチェとブリのカルパッチョだ。
「セビーチェにはサーモン、マグロ、魚の3種類があります。どれも独特の風味があります。(お客様には)1つずつ試していただきたい」と料理長は述べた。
さらに、同店では時折、限定メニューも登場する。たとえば、最近では、牡蠣、タルタル、トロの握りが入ったバレンタインデー限定の盛り合わせを9,366円で提供した。
レストランは最近オープンしたばかりだが、ゲストから好評を博している。オープニングセレモニーには200人近くが出席し、マディナ・ジュメイラの活気のある環境の中で絶え間なく客が入り、UAEにおける日本食の限界を押し広げている。
スーク・マディナ・ジュメイラのウォーターフロントエリアに位置し、営業時間は午後12時から午前12時まで、価格は2,045円から。