
ソウル:山本由伸投手は、木曜日にソウルで行われるサンディエゴ・パドレス戦でのメジャーリーグデビューを控え、緊張していることを認めた。
山本は12月に12年総額3億2500万ドルの契約でドジャースに移籍した。
山本は過去3シーズン、日本プロ野球の最優秀投手に選ばれ、素晴らしい評判とともにMLBにやってきた。
25歳の右腕は、韓国の首都で行われるパドレスとのドジャース開幕シリーズ第2戦のマウンドに上がる。
パドレスの先発投手はジョー・マスグローブ。
山本は、どの球種を使うつもりなのか記者団には明かさず、「自分のやり方でプレーする」と語った。
「もちろん興奮しているが、緊張もあります。いろいろな感情がありますが、まずは勝つことだけに集中して、いつも通りのプレーをするつもりです」
ドジャースとパドレスは、韓国で行われる初のMLBレギュラーシーズン開幕戦をソウルで迎える。
水曜日の第1戦、ドジャースの先発投手はタイラー・グラスノーで、パドレスのマウンドにはダルビッシュ有が上がる。
山本はドジャースでのプレシーズンでは苦戦を強いられたが、本番になれば自分のプレーが戻ってくると確信している。
「プレシーズンでの成績は良くなかったですが、自分のプレーについていくつか確認することができました。新シーズンに向けていい準備ができたと思います。」と語った。
山本は昨年のワールド・ベースボール・クラシックで優勝した日本チームの一員であり、2022年にはかつて所属していたオリックス・バファローズで日本シリーズのタイトルを獲得している。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、山本のシーズン前の淡々としたフォームは気にせず、「ひとたびゴングが鳴れば、集中力が高まる」と語った。
「彼を鍛え上げ、健康な状態で開幕を迎えることが最大の勝利だ」と彼は付け加えた。
地元パドレスで4年目のシーズンを迎えるマスグローブ。
ソウルでの新シーズンに向けての準備は「これまでとは違った」ものだったというが、チームが開幕を力強く迎えられるようサポートしたいと意気込んでいる。
「夜のスケジュールは少し難しく、通常寝るべき時間に体を慣らすのに苦労した」と31歳の右腕投手は語った」
「すべては新しいことだけれど、チームとしてちゃんと準備をととのえました」
AFP