アル・ムッカラー:米国と英国は水曜日、イエメン北部サアダ州のフーシ派の標的に対する新たな空爆を開始した。
フーシ派のメディアによると、米英の 敵 ジェット機がサアダのバクーム地区にあるアルクタイナートを1回攻撃したが、目標地点や人的・物的被害の有無については詳しく述べていない。
1月以来、アメリカとイギリスは、紅海、バブ・アルマンダブ海峡、アデン湾での船舶攻撃をフーシ派に止めさせるため、イエメンのサヌア、サーダ、ホデイダ、その他のフーシ派支配地域に対し、軍事目標、ドローンやミサイル発射装置、貯蔵施設、弾薬庫を標的とした攻撃を開始した。
米中央軍司令部は、ほぼ毎日、イエメンの国際海上航路への攻撃を試みるフーシ派の無人偵察機やミサイルを迎撃し、破壊したと報告している。
フーシ派は、イスラエルにパレスチナ自治区ガザ地区の封鎖を解除するよう圧力をかけるため、イスラエルに関連する船やイスラエル行きの船だけを標的にしているという。
一方、フーシ派は南部のダーレ県でイエメン政府軍兵士への攻撃を開始した。
Dhale Axis Media Centreによると、南部暫定評議会所属の独立派Security Beltによると、フーシ派は水曜日午前2時近く、ダーレ県Qa’atabah地区北部の自軍拠点に対し、砲撃と地上攻撃を同時に開始したが、地盤を得ることができず、撤退を余儀なくされたという。
この戦闘で何人かのフーシ派が死亡し、その遺体はまだ戦場に散乱していると同センターは伝えた。
フーシ派とイエメン政府軍は、2022年4月に国連の仲介で停戦が発効して以来、戦場は比較的平穏であったにもかかわらず、近年ダーレで血なまぐさい戦闘を繰り返している。