
東京:日本最大で最も成功したボーイズアイドル事務所は、故創設者がスター志望の若者を虐待していたと発表した数ヶ月後、さらに2人の従業員が性的虐待を行っていたことを認めた。
スマイルアップに社名を変更したジャニーズ・アソシエイツの2人の従業員に対して、昨年「毅然とした対応」をしたと、同社は木曜日に発表した。
失脚した音楽界の大物、ジョニー喜多川は、J-POPのメガグループの誕生を手掛け、アジア中に熱狂的なファンを集めた後、2019年に87歳で亡くなった。
しかし、彼の遺産は昨年、彼の指導の下でスターダムを目指す少年たちに対する数十年にわたる性的虐待が次々と暴露され、死後に汚された。
8月、喜多川氏の犯罪を調査するタスクフォースによって発表された報告書によれば、喜多川氏に加えて「事務所の他のスタッフが性的虐待を行ったことが確認された」という。かかわりのあった人数に関しては明かされていない。
木曜日、スマイルアップの東山紀之代表がBBCのインタビューに応じ、さらに2人の加害者がいたことを明らかにした。BBCは 昨年、喜多川の猟奇的な過去を追ったドキュメンタリーを報道した。
スマイルアップは声明の中で、「関係者のプライバシーを保護し、彼らに対する名誉毀損を防ぐため、これまで事件について詳しく説明することは控えてきました」と述べている。
「(喜多川による)性的虐待を報告された方々の中で、二人に対する詳細な苦情を訴えられた方はいらっしゃいません。しかし、今後苦情が寄せられた場合には、調査し、被害者の救済に真摯に取り組む」と述べている。
AFP