
東京:日本橋高島屋で木曜、無施錠のケースで展示されていた、1000万円(6万5000ドル)相当の純金の茶碗が盗まれた。
純度24カラットの金で作られたその茶碗は、大手百貨店チェーン高島屋の日本橋店で開催されていた金製品の販売イベント会場で盗難された。
高島屋の広報担当者がAFPに語ったところによると、盗まれた茶碗は、展示されていた1,000点以上の輝く茶器、食器、工芸品の中で、最も高価なものの一つであった。
「当時は鍵のかかっていない透明なプラスティックケースに展示されていた為、お客様が簡単に取り出して手に取ることができました」と広報担当者は語った。
防犯カメラの映像には、男が茶碗をかばんにしまい、現場から逃走する様子が映っていたと地元メディアは報じており、警察は犯人らしき人物の行方を追っている。
イベントは継続されるが、高島屋は警備を強化する。
高島屋は昨年12月、40ドルのクリスマスケーキをめぐる大失態で顧客の信頼を失ったばかりだ。
オンラインで販売され、完璧なデコレーション配達されるはずだった、イチゴのクリスマスケーキの多くが、原型をとどめない状態で顧客の手元に届いたため、同社は公式に謝罪し、弁償せざるを得なかった。
AFP