アジュマン:第5回天心流兵法セミナーが4月20日から21日にかけて、アジュマンの大東流合気柔術免許支部である大東館道場で開催された。
天心流兵法第11代師範の井手 柳雪氏が、セミナー参加者にその技を披露した。
天心流兵法は、永禄年間に創始された多様な武術を含む日本で最も伝統的な流派のひとつである。
大東流合気柔術は柔術の一種であり、武装した相手と非武装の相手の両方を倒すための非武装の格闘術と小武器の技術を体系化したものである。
大東館道場アジュマンの創設者であるマジェド・サレム・アル・ハマディ氏はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、「2日間のセミナーでは、居合術と呼ばれる、剣を抜く技術、特定の打撃や技についてのセッションと、もう1つのセッションは、木刀を使った剣術で、相手と剣を交え、技をかける訓練をしました」と語った。
「今回のセミナーでは、井出師範と参加者が真剣を使った試し切りセッションも行われました。また、セミナーでは天心流兵法のデモンストレーションも行われ、井出師範が日本の民俗音楽を伝統楽器の三味線を使って、武芸の技法と共に観客の前で披露しました」と付け加えた。
参加者には、天心流兵法本部から署名と捺印がされた修了証が授与された。