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京都の畳メーカー、イスラム教礼拝用マットを開発

(Salam Groovy Japan)
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05 May 2024 07:05:31 GMT9
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アラブニュース

東京:日本の伝統的な畳メーカーが、その技術を生かしてイスラム教徒用の礼拝用マットを製造し、2025年の大阪・関西万博会場に設置される礼拝室で使用されることになったと、読売新聞が報じている。

このマットを製造したのは、京都市で107年の歴史を持つ畳の専門商社「カンベ」である。同社は畳文化を世界に広めるため、大阪のイスラム専門家グループの監修のもと、4年の歳月をかけて開発した。

畳の国内需要は減少傾向にあり、カンベは多角化に乗り出した。「さまざまな可能性の中から、イスラム教徒が礼拝に使うマットに着目しました」

「神聖な状況で使用される宗教的なアイテムへの敬意を保つことの重要性を認識し、私たちは京都ハラール評議会に相談し、イスラム教の文化、信仰、慣習に関する評議会の指導を仰ぎました。畳のデザインを監修するために、彼らの専門知識も借りました」

布は祈祷用敷物の一般的な素材だが、カンベのマットは撥水加工を施した和紙を使用している。長さ115センチ、幅60センチ、厚さ5ミリ。

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