
タブーク( サウジアラビア): ヤジード・アル・ラジ、アブドゥルハリム・アル・モギーラ、アブドルアジーズ・アル・シェイバンのトリオは、木曜日にタブーク・トヨタ・ラリー2024のスタート地点で行われた7キロのプロローグ・ステージで、自動車、オートバイ、クワッド部門の最速タイムを記録した。
選手権リーダーのヤジード・アル・ラジとドイツ人副ドライバーのティモ・ゴットハルクは、オーバードライブ・レーシングのトヨタ・ハイラックスを駆り、自動車部門とアルティメットPセクションで5分50秒のトップタイムを記録した。このタイムは、トヨタ1-2で2位につけたチームメイトのダニア・アキール/ステファン・デュプレ組のタイムを余裕で上回るものだった。
アブドルアジーズ・アル=シャイバンは、最近スペインで有用な速さを見せ、プロローグではハニ・アル=ヌメシとアブドルアジーズ・アル=アタウィを抑えて7分51秒のタイムで4位となった。アブドゥルラフマン・アル・アブドゥラティフは完走できなかった。
MXライド・ドバイのモハメド・アル=バルオシは、ハスクバーナ・ラリーを駆り、非公式記録でサウジアラビアのトップライダー、アブドゥルハリム・アル=モゲーラの後塵を拝した。サウジアラビアのアーメド・アルジャベールは、クウェートのアブドゥラー・アルシャッティと同着で3位。UAEのコウベ・ライダー、イブラヒム・ブグラは、このステージで遅れに苦しみ、6分以上の遅れを喫してバイク・ランキングの最後尾に後退した。
モアーズ・ハリーリはキリル・シュビンと組み、カンナムマーベリックXRSターボRRで強力なステージパフォーマンスを披露。タイムは6分06秒で、サウジアラビア人ライダーをステージ3位に押し上げ、SSVランキングでもトップに立った。アブドゥラー・アル・シェガウィはSSVで僅差ライバルだった。
サウジアラビアのカンナムマーベリックドライバー、ハマド・アル・ハルビが4位でゴールし、ダークホースOT3ドライバーでシリーズリーダーのサレハ・アル・サイフからチャレンジャー部門のトップに立った。マハ・アル・ハメリは同カテゴリーで3番手だった。
アブドルアジーズ・アルヤイーシュは、アルティメットクラスで日産ドライバー最速の10位を獲得したが、ライバルのアハメド・アルシャンメリとファリス・アルモシュナは、技術的な問題で大きくタイムを失い、ランキング後方に後退した。
モハメド・アルアシリは、市販クロスカントリー車のストック・カテゴリーで最速タイムを記録。
タブークのキング・ハリド・シティで行われた式典スタートでは、タブーク県副知事のカレド・ビン・サウド・ビン・アブドゥラ・アル・ハイサル王子とSAMF会長のアブドゥラ・アル・ハイサル王子がライダーたちに旗を振った。
サウジアラビア自動車・オートバイ連盟が主催するサウジアラビア・トヨタ選手権の第2戦は、最終的に29台の自動車、12台のオートバイ、6台の四輪バイクでスタートした。