
ドバイ:日本企業、大林組の「宇宙エレベーター」プロジェクトは2025年の着工を目指している。
同社の目的は、宇宙旅行をより費用対効果が高く、高速で持続可能なものにすることだ。
このプロジェクトは2014年に初めて発表されたが、大林組はこのコンセプトを実現させるつもりだ
使用される技術は、長さ59,651マイルのカーボンナノチューブ(CNT)で作られたケーブルで、旅のルートのベースとなる。
CNTは1991年に日本のエンジニアが発見したもので、このプロジェクトに適した唯一の素材と言われている。
宇宙エレベーター建設構想は複数の段階を経て行われ、最初に資材を組み立てる必要がある。
これには、ケーブル、宇宙ステーション、エレベーター・メカニズムが含まれ、これらは地球の低軌道に送られる。
その後、宇宙船がCNTケーブルを地球まで降ろし、約95998キロメートル後に必要な張力を得る。
残りの材料は、エンジニアとともにクライマー・ユニットでケーブルの上に送られる。
同社によると、宇宙エレベーターは排出ガスが少なく、運転に燃料を必要としない。また、同社によれば、クライマー1台を宇宙へ送るのにかかる費用は数千ドルで済む可能性があるという。
各クライマーは30人の乗客を乗せることができ、時速199キロで約1週間で宇宙へ行くことができる。