
トロント:元世界ランキング1位の大坂なおみは、水曜日に行われたWTAトロント・マスターズで、チュニジアのオンス・ジャブールに6-3, 6-1で勝利し、2回戦に進出した。
4度のグランドスラム・チャンピオンに輝いた大坂は、第9シードのジャブールをわずか72分で破り、産休から復帰した今大会で、トップ20にランクされる選手に5度目の勝利を収めた。
大坂は、2018年と2020年の全米オープン、2019年と2021年の全豪オープンを含む7つのWTAタイトルをすべてハードコートで獲得しており、この全米オープンのハードコートでの調整もそのリストに加えたいと考えている。
「私がハードコートを本当に愛していることはみんな知っています。あまり深く考えていませんでした。とても本能的なものでした」と大坂は勝利について語った。「オンスのような最高の選手と戦うと、いいプレーができるんです」
「人としても、選手としても、自分に自信が持てているし、それが少しは表れたと思う」。
大坂は14本のウィナーと13本のアンフォーストエラーで、2019年の準々決勝以来となるカナダでの勝利を手にしたが、ジャブールはウィンブルドン以来の試合で27本のアンフォーストエラーを犯した。
大坂の次の相手はベルギーのエリス・メルテンスで、彼女とは今年2度対戦している。メルテンスはインディアンウェルズで勝っている。大坂はオランダのヘルトーゲンボッシュの芝コートで勝っている。
ワシントン・オープンで優勝したポーラ・バドサ(スペイン)は、デンマークのクララ・タウソンを6-1, 6-4で破り、連勝を5試合に伸ばし、第4シードのイエレナ・オスタペンコとの2回戦を決めている。
オリンピック・ダブルス銀メダリストの第14シード、ダイアナ・シュナイダー(ロシア)は、最終セットで3度のブレークダウンを喫したが、イギリスのハリエット・ダートを6-3, 3-6, 7-6 (7/2)で破った。
中国のユアン・ユエは、スペインのクリスティーナ・ブクサを6-3, 6-3で破り、第2シードのアリナ・サバレンカ(全豪オープン2連覇中)との2回戦に進んだ。
AFP