ワシントン:松山英樹は日曜日にメンフィスのTPCサウスウインドで行われたPGAツアーのセントジュード選手権で、バックナインで崩れそうになりながらも挽回して優勝した。
32歳の松山は、5打リードでスタートし、12番と14番でボギーを叩き、15番パー4でダブルボギーを叩くまで、2アンダーでラウンドしていた。
その結果、首位と9打差でスタートしたザンダー・シャウフェレとノルウェーのビクター・ホフランドが15アンダーで並び、首位と3位を分け合うことになった。
しかし、三つ巴のプレーオフ、あるいはそれ以上の可能性が松山に迫っていた。
松山は17番パー4で26フィートのバーディーパットを沈めて首位に返り咲き、ライバルたちがすでにクラブハウスにいる中、18番でパーを奪うだけで、フェデックスカップ・プレーオフを構成する3つのイベントの最初の1勝を手にした。
最終ホールのパー4でバーディーを奪い、通算17アンダーでシャウフェレとホフランドの2位タイに並んだ。
「14番ホールを終えて、僕はまだ2つ上だったけど、ビクターとザンダーが15番、16番と先にプレーしているのは知っていた。でも、ビクターとザンダーが15、16番でプレーしているのは知っていた。16番ホールをプレーしてスコアボードを見たら、案の定、2人とも16アンダーで、僕は1打差だった」
「17番と18番は、バーディーを取るどころか、十分に難しいホールですから」
「でも、幸運にも17番でバーディーを取ることができた。でも、17番は幸運にもバーディーを取ることができた。フェアウェイにキープしないと。それができたことに感謝している」と語った。
この優勝は、2021年のマスターズ優勝者である松山にとってPGAツアー10勝目であり、2月にカリフォルニアで開催されたジェネシス・インビテーショナルでの優勝に続く今季2勝目となった。
松山は今週、代役のキャディとともにプレーしなければならなかったが、その理由は、いつもバッグを運んでいたキャディがロンドンでパスポートを盗まれ、財布も盗まれたからだった。
今年、全米プロゴルフ選手権と全英オープンで優勝したシャウフェレは、ボギーなしの7アンダー、63でラウンドした。
66をマークしたホヴランドは、15番と16番でバーディーを奪い、実質的な優勝争いに加わったが、17番でボギーを叩いた。
プレーオフの出場者は、来週コロラド州キャッスル・ロックで開催されるBMW選手権で50人に絞られ、さらに最終戦、8月29日からアトランタで開催されるツアー選手権では30人に絞られる。
スコッティ・シェフラーが現在プレーオフ・ランキングのトップで、ショーフェレが2位、松山は今回の優勝で3位に浮上すると予想されている。
1月にカリフォルニアで開催されたアメリカン・エキスプレス・トーナメントで優勝し、プロに転向した20歳のアメリカ人、ニック・ダンラップは5位タイに入り、トップ50入りを果たした。
時事通信