東京:東京都は、新宿西口駅と門前仲町駅に「こどもスマイルスポット」ベビーケア施設を開設した。この新しい施設は、東京都が子連れの旅行者にとって東京の地下鉄をより便利にするための取り組みの一環である。
「都営地下鉄における『こどもスマイルスポット』の設置は小さな一歩かもしれないが、子育て世帯の外出支援の取り組みが駅だけでなく、社会全体に広がっていくことを期待している」と、交通局計画・調整課の副課長、徳田里美氏は述べている。
両駅には、ミルクやおむつの自動販売機、ベビーカーの貸し出しがあり、新宿西口駅の施設には観光案内所内に授乳室も設けられている。
施設は改札口の近くにあり、ほとんどが始発から終電まで利用可能である。
新宿西口駅の授乳室は午前8時から午後9時まで開いており、内側から鍵をかけることができる。ただし、ゴミ箱が設置されていないため、ゴミは持ち帰らなければならない。また、水道や排水設備がないため、使用者は自分で水を持参する必要がある。
2023年7月に大江戸線の上野御徒町駅にオープンした最初の「こどもスマイルスポット」と同様に、今回の2つの施設も地域の特性を反映したカラフルなデザインが特徴である。