北京:4度のメジャー大会優勝者である大坂なおみは水曜日、セリーナ・ウィリアムズの有名な元コーチであるパトリック・ムラトグル氏とチームを組むことを確認した後、「後悔したくない」と語った。
元世界ランキング1位で、現在は73位の大坂なおみは、フランスのムラトグルー氏が選手席にいる中、WTA1000中国オープンの初戦でイタリアのルチア・ブロンゼッティを6-3、6-2で破った。
26歳の大坂は、女子テニス界の頂点に立った頃の調子を取り戻そうと、今月、ベルギー人のウィム・フィセットコーチと別れた。
日本の大坂は「変化が必要だと感じた」と語り、ウィリアムズの長年の元コーチとして知られるムラトグルー氏を「大きな存在」と表現した。
「彼のコーチングのやり方が好きだ。本当に面白くなりそうだ」と、北京で21シードのユリア・プチンツェワ(カザフスタン)との2回戦の対戦が決まった後に語った。
「私は、後悔したくないという段階に人生があると思う。何かをやってみたいし、『失敗した』とは言いたくない。でも、キャリアのこの段階では、できるだけ多くを学ばなければならないと感じている。
「パトリックは、私が学びたいと思っていた情報を知っている人物のように思えた」
フィセットは、2019年から2022年夏まで、そして2023年7月に娘のシャイを出産後、大坂がテニス界に復帰した昨年再び、大坂のコーチを務めた。
大坂は1月にWTAツアーに復帰して以来、なかなか勝利を積み重ねることができずにいる。
最近の全米オープンでは2回戦で敗退し、復帰後の最高成績は2度の準々決勝進出だ。
2019年のチャイナ・オープンで優勝した大坂は、54歳のムラトグルーが伝説のウィリアムズ姉妹と長年成功を収めてきたことを踏まえ、当初は少し警戒していたことを認めた。
「彼がセレナのコーチだったという事実から、私は彼を避けたいと思った。彼の存在があまりにも大きすぎるから」と彼女は語った。
「それから彼に会って、話をして、コートで一緒に仕事をした。彼は本当に素晴らしいコーチだ。彼がこのプロジェクトを引き受けてくれて本当に嬉しい」
大坂は「彼と一緒にいると、まだ少し緊張する」と語った。
「彼が私を見るとき、私は床に目をやる。彼と一緒に過ごすには、もっともっと時間が必要だと思う」と彼女は語った。
「でも、日々、少しずつ慣れてきている」