千葉(日本):日本のエース、佐々木が今オフにメジャーリーグ球団と契約可能になる。
千葉ロッテマリーンズは土曜日に、ポスティングシステムを利用して、北米のメジャーリーグ球団への移籍手続きを開始することを発表した。
今月23歳になった佐々木は、フリーエージェント市場で最も注目される投手となることが予想される。右腕の佐々木は、今季18試合に登板し、10勝5敗、防御率2.35、111イニングで129三振を奪った。
佐々木投手は25歳未満であるため、MLBの規定により、ボーナスプールの制限を受ける国際アマチュア自由契約選手に分類される。つまり、最初の契約は7桁以下のマイナーリーグ契約となる。
マリーンズは、佐々木投手を指名したことに対する手数料を受け取るが、その金額は佐々木投手の契約額によって決定される。
佐々木投手が正式にポスティングされ、メジャーリーグ球団と契約するまでの45日間のカウントダウンがいつ開始されるのかは、まだ明らかになっていない。
佐々木投手は2023年のワールド・ベースボール・クラシックで日本の優勝に貢献した。佐々木投手の最速球は時速102.5マイル(約165キロ)を記録しており、マリーンズでの4シーズンは怪我で短くなったものの、通算29勝15敗、防御率2.10という成績を残している。2022年4月にはオリックス・バファローズ戦で完封勝利を収めている。
「入団以来、球団には私の将来のMLB挑戦についての考えを聞いていただいており、今回正式にポスティングを認めてくれた球団には大変感謝しています」と佐々木は、以前はツイッターとして知られていたソーシャルメディアサイト「X」にマリーンズが投稿した声明で述べた。
「マリーンズで過ごした5年間はうまくいかなかったことも多かったが、チームメイト、スタッフ、フロント、ファンの皆さんに支えられ、野球だけに集中できたからこそ、ここまできた。 マイナー契約から這い上がり、世界一の選手になるために全力を尽くし、野球人生に悔いを残さないよう、応援してくださった皆さんの期待に応えたい」と述べた。
AP