香港:日本代表は、5日間の期間中にインドネシアと中国でのテストマッチを回避する交渉が成立すれば、来週、2026年ワールドカップに向けて大きな一歩を踏み出すことができる。
また、ソン・フンミン率いる韓国代表は、木曜日にクウェートへ遠征し、来週にはヨルダンでパレスチナ代表と対戦する予定であり、北米でのショーケースへの出場権獲得に近づきたいところだ。
一方、アルゼンチンを破るという有名な勝利を導いたハーヴェ・レナード監督は、カタール・ワールドカップ以来、サウジアラビア代表監督に復帰して初めて指揮を執る。
金曜日に開催国が衝撃的な勝利を収めることを期待して、推定78,000人の観客がインドネシアの首都ジャカルタにあるゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムに詰めかけるだろう。
森保一監督率いる日本代表は、火曜日にアモイで中国と対戦する際に、またも敵地での試合に臨むことになる。
「FIFAランキングやこれまでのワールドカップ予選の試合を見ると、日本に有利だと考える人もいるかもしれない」と森保監督は語った。
「しかし、我々はアウェーで2試合を戦うことになるので、厳しい戦いになるだろう」
アジア3次予選も中盤に差し掛かり、日本はグループCでオーストラリアとサウジアラビアを5ポイント引き離して首位に立っている。両国は木曜日に直接対決を行う。
各グループ上位2チームがワールドカップ出場権を獲得する。
グループCの下位2チームは中国とインドネシアだが、3位と4位のチームも予選の次のステージに進出できるため、まだ予断を許さない。
森保監督は、先発のFW上田が負傷したため、1年ぶりにセルティックのFW古橋亨梧を招集した。
オーストラリアはメルボルンでサウジアラビアと対戦し、両国とも4試合を終えて勝ち点5となっている。
サッカルーズは翌週火曜日にバーレーンへ遠征し、その間、サウジアラビアはインドネシアで試合を行う。
フランス人のレナール監督(56)は、先月ロベルト・マンチーニ監督が解任されたことを受け、サウジアラビア代表監督に再任した。
日本と同様、韓国も2026年への道を歩んでいる。グループBで3ポイントの差をつけて首位を独走中だ。
先月のイラク戦とアジアカップ準優勝のヨルダン戦をハムストリングの負傷で欠場したキャプテンで精神的支柱のソン・フンミン選手が復帰する。
ホン・ミョンボ監督は、32歳のフォワードのプレー時間を制限し、グループ最下位のクウェートとパレスチナ戦での出場時間を短くする可能性を示唆している。
「次の2チームは格下だと言う人もいるが、私は非常に厳しい試合になると思う」とホン監督は語った。
「10月に戦った試合よりも、これらの試合の方がはるかに重要になることは間違いない」と監督は付け加えた。
イランはグループAの首位で、得失点差によりウズベキスタンを上回り、3位のアラブ首長国連邦(UAE)とは6点差をつけている。
木曜日にラオスの首都ビエンチャンで行われるイラン対北朝鮮は、首位と最下位の対戦となる。
ウズベキスタンは、第3予選ステージでの出遅れから4位につけているアジアチャンピオンのカタールと対戦する。一方、UAEは5位のキルギスと対戦する。
AFP