ドバイ：在ドバイ日本国総領事館の今西淳総領事は月曜日、日本とアラブ首長国連邦（UAE）の関係強化に尽力したアラブニュース・ジャパンの功績を称え、在外公館長表彰式を開催した。

総領事公邸で行われた式典では、アラブニュース・ジャパンがGCC地域と日本の文化・ビジネス関係の架け橋となっていることが強調された。

今西総領事は、在外公館長賞は日本とUAE、ドバイの相互理解と友好関係の促進に貢献した個人や団体に授与されるものであると説明した。

他の受賞者には、Yamanoteアトリエの創設者であるシェイク・スハイル・ビン・ブッティ・アル・マクトゥーム氏とフリージャーナリストのアミン・アッバス氏が含まれる。

「私のモットーは、外交とは人と人との関係を紡ぐことであると思います。人々は互いに支え合う必要があります」と総領事は述べた。

総領事は続けて、二国間の関係強化に貢献した集団的努力を称え、「シェイク・スハイル、Yamanoteアトリエ関係者、日本の食品原材料提供者、アミン・アッバス氏、アラブニュース・ジャパン、編集者、通訳、その他多くの人々が、日本、UAE、ドバイの関係のレベルを高みに押し上げてきた」と語った。

アラブニュース・ジャパンについて特に総領事は「相互理解という点で、そのプラットフォームは、この地域と日本との距離を縮めてくれた」と称賛した。

「Yamanoteが人々の食を通して、アラブニュース・ジャパンがソーシャルメディア上の言葉や写真を通して、両国の架け橋であり続けることを心から願っています」と述べた。

セレモニーでは、アラブニュースのファイサル・J・アッバス編集長が総領事からの栄誉に感謝の意を表した。「我々の使命は中東と極東の架け橋となることです」

「日本語版であれ、パキスタン版であれ、フランス語版であれ、そして願わくばこれからの新しい版であれ、私たちのすべての国際版では、単なる翻訳ではなく、文化の一部を取り入れ、人々を結びつける文化的な側面を探求するようにしています」とアッバス編集長は来賓に語った。

アッバス編集長は、現在この地域が紛争を経験している一方で、日本に思いを馳せることが重要だと説明した。

「日本はインスピレーションを与えてくれる国です。夜が明ける直前が一番暗く、トンネルの先には光があります」

「日本を見ると、我々は大いに刺激を受けます。この地域が日本のように再建を果たすことを願います」と付け加えた。

アッバス編集長はまた、アラブニュース・ジャパン地域代表のアリ・イタニ氏のニュース・プラットフォーム開発への貢献を讃えた。

「ダイレクトなコミュニケーションを通じて日本とアラブ世界の距離を縮める役割を果たしたことが評価され、チームも私も身の引き締まる思いです」とイタニ氏は語った。

イベントでは本格的な日本料理がふるまわれ、日本とアラブ首長国連邦の関係をさらに強化するための議論が進められた。

アラブニュース・ジャパンは、サウジアラビアとアラブ世界、そして日本とのビジネスと文化の結びつきを象徴する、日本語と英語によるデジタル出版物である。

創刊以来、ビジネスや文化などのトピックを正確かつタイムリーに伝えるとともに、地域の対日理解を反映するYouGov調査も実施している。

2022年、UAEと日本は外交関係樹立50周年を迎えた。2025年にはサウジアラビアと日本が外交関係樹立70周年を迎える。