
ジャカルタ:日本代表は2026年ワールドカップ予選で首位を独走し、サッカーの祭典8大会連続出場に王手をかけた。
ジャカルタの7万人を超える観客の前で、序盤には何度かヒヤリとする場面もあったが、欧州出身選手が多数を占めるホームチームを最終的に打ち破り、サッカーの教訓を叩き込んだ。
35分にクリスタルパレスの鎌田大地がディフェンダーをかわしてゴール前にボールを送り、インドネシアのジャスティン・フブナーが小川航基のシュートを止めようとしてオウンゴールを記録した。
豪雨の中、30分以上も粘り強く抵抗を続けていたインドネシアだったが、日本はその後、ギアを一段上げて、5分後にはモナコの南野拓実が左サイドから低い弾道のシュートを決め、リードを2点に広げた。
スポルティング・リスボンの守田英正がインドネシアのGKマールテン・パエスのミスを見逃さず、追加点を挙げた。
日本は、2026年アジア予選第3ラウンドの折り返し地点でグループCの首位に7ポイント差をつけており、驚くべき崩壊が起こらない限り、ワールドカップ出場がほぼ確実となった。
日本は火曜日に中国を訪問し、勝利すればワールドカップ出場がほぼ確実となる。一方、インドネシアは、オーストラリアと中国と並んで6ポイントで2位を争っているサウジアラビアと対戦する。
上位2チームだけが2026年の北米でのワールドカップ出場権を獲得し、3位と4位はアジア予選の次のラウンドに回される。
敗北により、インドネシアは6チームグループの最下位に転落し、上位4チーム入りを逃すこととなった。
前半戦で最大のチャンスを逃したのは、ホスト国だった。
9分にFWのラグナル・オラトゥマンガエンがゴール前に抜け出したが、シュートが遅れて日本のGK鈴木 彩艶に正面から止められた。
日本は後半に余裕の勝利を収め、インドネシアは意地で1点を奪おうとしたが、このミスが命取りとなった。
AFP