

パレスチナのフォトジャーナリスト、モタズ・アザイザ氏と日本の被爆者、花垣ルミ氏が、水曜日にオスロで開かれた会議で、ガザと日本における悲劇の物語を振り返った。
「広島からガザへ」と題されたこの講演では、両被爆者が生き延びるために直面した恐怖について語った。
ふたりは、ストーリーテラーとしての仕事を通じて、残虐行為を世界にアピールすることがいかに重要かを強調した。
108日間の戦争を生き延びたアザイザ氏は、イスラエルがガザでパレスチナ人をじわじわと殺していることを聴衆に語った。
「イスラエルは毎日、何百人、時には何千人ものパレスチナ人を殺している。イスラエルは、全世界の前でこのようなことをしている」
「『こんなことが起こっているなんて知らなかった』と言う人もいるかもしれない」たしかに当時はメディアが少なかったので、これは広島と長崎の悲劇には当てはまるかもしれない。
「現在では、ソーシャルメディア上ですべてを見ることができるが、行動を起こすことは少ない」とアザイザ氏は続けた。
「ソーシャルメディアがあれば、現地にいるジャーナリストのおかげで、誰でもイスラエルの虐殺を生で見ることができる」と彼は付け加えた。
イベント中、広島とガザの写真が並んで映し出された。
二人の犠牲者によれば、広島と長崎の原爆投下と、ガザで現在進行中の大量虐殺は、「世界最大の地獄と不道徳の行為 」だという。
花垣氏は京都で核軍縮運動を展開する中心人物である。被爆者とは、広島と長崎に投下された原爆の犠牲者のことである。
対談の司会は、ノルウェーの南アフリカ人女優、歌手、劇作家、活動家のノシズウェ・バクワ氏が務めた。
このイベントは、レックス・インターナショナルがパレスチナ委員会、ICANノルウェー、Action Group For Palestineと協力して開催した。ノルウェー・ピープルズ・エイドとフリット・オード財団の支援を受けた。