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東京の神社、巳年を祝う

東京都品川区にある蛇窪神社は、幸運の前触れとされる白蛇を祀っている。 (ANJ)
東京都品川区にある蛇窪神社は、幸運の前触れとされる白蛇を祀っている。 (ANJ)
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05 Jan 2025 01:01:59 GMT9
05 Jan 2025 01:01:59 GMT9

アラブニュースジャパン

東京 : 日本は西暦のグレゴリオ暦を採用しているが、今でも12種類ある干支でもその年を表している。今年は巳年にあたる。

東京都品川区にある蛇窪神社は、幸運の前触れとされる白蛇を祀っている。

この神社にとってさらに幸運なことに、「巳の日」は12日ごとに繰り返され、幸運や運気の上昇を求める日本人は、この日に参拝することが多い。

白蛇の伝説は1000年近く前にさかのぼる。白蛇は神社の洗い場に住み着いたが、洗い場がなくなると、突然家を失ったという。

しかし、地元の有力者が蛇に家が必要だという夢を見たため、池を掘るように命じ、蛇を迎え入れるために新しい祠を建てた。

現在、神社には「妻」を連れた白蛇の像があり、参拝者はこの石像の夫婦蛇に敬意を表している。神社には長さ8メートルの龍や他の飾り蛇もいる。

蛇窪神社は、日本人が金運を願ってお金を洗うために訪れる神社のひとつでもある。洗ったお金は、その後もきれいに保たなければならない。

神社ではお守りやご朱印帳が売られ、人々は絵馬に願い事を書いて置いていく。また、「一粒万倍」の意味を持つ米の形をしたお守り「一粒万倍」も買うことができる。

この神社でもうひとつ興味深いのは「愚痴壺」である。人々は蓋を取り、壺の中に大声で愚痴を叫び、それが壺の中から出てこないことを願う。

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