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日本、新型の主力ロケットで測位衛星を打ち上げ

準天頂衛星「みちびき6号機」を搭載したH3ロケット5号機が、2025年2月2日(日)、日本の南にある種子島宇宙センターの打ち上げ台から離陸した。(共同通信社/AP通信)
準天頂衛星「みちびき6号機」を搭載したH3ロケット5号機が、2025年2月2日(日)、日本の南にある種子島宇宙センターの打ち上げ台から離陸した。(共同通信社/AP通信)
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02 Feb 2025 09:02:14 GMT9
02 Feb 2025 09:02:14 GMT9

東京:日本の宇宙航空研究開発機構は日曜日、より精度の高い独自の測位システムを求めて、新型の主力ロケットH3で測位衛星の打ち上げに成功したと発表した。

みちびき6号機を搭載したH3ロケットは、日本の南西部にある種子島宇宙センターから打ち上げられた。

すべてが順調に進み、打ち上げから約29分後に衛星は計画通りにロケットから分離したと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のH3プロジェクトマネージャーである有田誠氏は述べた。

関係者によると、目標の地理空間軌道に到達するのは約2週間後になる見込みである。

日本は現在、地域的なナビゲーションシステムとして準天頂衛星システム(QZSS)を運用しており、4機の衛星が2018年に初めて運用を開始した。みちびき6号機は、そのネットワークの5機目となる。

みちびきの信号はアメリカのGPSを補完するために使用されており、スマートフォン、自動車、船舶のナビゲーション、ドローンなどの測位データの精度がさらに向上する。

科学技術振興機構によると、日本は米国をはじめとする外国のサービスに頼らず、より正確なグローバル測位能力を確保するため、2026年3月までにさらに2機の測位衛星を打ち上げ、7機体制にする計画である。2030年代後半には、11機の衛星ネットワークを構築する予定である。

天候不良により1日延期された日曜日の打ち上げは、昨年、搭載物を乗せたままロケットを破壊するという衝撃的なデビュー失敗を経験したH3システムにとって、4回連続の打ち上げ成功となった。

日本は、安定した商業競争力のある宇宙輸送能力を宇宙開発計画と国家安全保障の鍵と捉え、主力のH2Aシリーズの後継機として、より大型のH3と、より小型のイプシロンシステムの2つの新型主力ロケットの開発を進めている。多様な顧客ニーズに応え、成長する衛星打ち上げ市場での地位向上を目指している。

AP

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