
ロサンゼルス: 日本球界のスター、大谷翔平投手が土曜日、アリゾナで行われているロサンゼルス・ドジャースの春季キャンプで初の公式ブルペン・セッションを行い、投手復帰に向けて新たな一歩を踏み出した。
大谷は昨シーズン、2023年9月の肘の靭帯手術から回復し、11月には左肩の手術が必要になったため、登板はなかったが、今シーズンはドジャースで投球と打撃の両方ができるようになる見込みだ。
ドジャースは、大谷がメジャーリーグのプレシーズンの試合で投げるとは思っておらず、デーブ・ロバーツ監督も、ドジャースが日本でレギュラーシーズンを開幕するときには投げることはないと言っている。
しかしロバーツ監督は、大谷は3月中に生打者と対戦する可能性があり、5月にはチームのローテーションに入る可能性があると語っている。
マウンドを降りた大谷の投球について、ロバーツ監督は「ボールの出方がとても良かった。彼はかなり満足しているようだった。コマンドも良かったし、ボールの出も良かった」
「ショウヘイにとって本当にポジティブな一日だった」と語った。
大谷は、トレーニングやおそらくシミュレーション・ゲームを通じて、徐々に球威や球数、イニング数を上げていきながら、ドジャース打線のキーパーソンであり続けるだろう
MLBでの最初の6シーズンのほとんどをロサンゼルス・エンゼルスで過ごし、打撃と投球の二刀流として活躍した大谷は、2023年12月にドジャースとフリーエージェント契約を結び、10年総額7億ドル(約700億円)というアメリカ・スポーツ史上最高額の契約を結んだ。
昨季は登板がなかったものの、2024年には1シーズンで50本塁打と50盗塁を達成した初の選手となる歴史的な活躍を見せ、ナ・リーグの最優秀選手に選ばれた。
AFP