
東京:世界最高齢の女性理容師を紹介しよう:彼女は108歳だが、この細身で白髪の日本人女性はすぐに引退するつもりはない。
今週、ギネス・ワールド・レコーズから正式に認定されたことは、彼女にとって大きな喜びである。
水曜日、彼女は国際的なフランチャイズから公式認定証を授与された。ギネス世界記録には男性理容師のカテゴリーもあるが、2018年に107歳で認定されたアンソニー・マンシネリ氏(米国)はその間に亡くなっており、記録保持者は筥石さんだけとなっている。
彼女のキャリアは90年に及ぶが、そのすべては顧客のおかげだと彼女は言う。
東京の北東に位置する栃木県那珂川町にある彼女の故郷の体育館で水曜日にテレビ放映された記者会見で、「私がここまで来られたのは、ひとえにお客様のおかげです」と語った。「圧倒され、喜びでいっぱいです」と語った。
1916年11月10日、中川の農家に生まれた彼女は、14歳で理容師になることを決意し、上京した。
20歳で理容師免許を取得し、夫とともにサロンを開いた。1937年に勃発した日中戦争で夫が戦死するまで、二人の間には二人の子供がいた。
1945年3月10日の米軍による東京大空襲で店を失った。ギネスのウェブサイトによれば、彼女と子供たちはその前に栃木県の別の場所に疎開していた。
彼女が故郷の那珂川町に「リハツハコイシ」としてサロンを開くまで、さらに8年の歳月を要した。リハツとは理容師のことである。
彼女はまだハサミを手放す気はないと言う。
「今年109歳になるので、110歳になるまで続けるつもりです」と彼女は言い、自信に満ちた笑みを浮かべた。
AP