
アトランタ:負傷者続出のロサンゼルス・ドジャースのローテーションに、山本由伸という新たなエースが現れた。
金曜の夜、アトランタ・ブレーブスに2-1で勝利したドジャースで、山本は6回までノーヒットノーランを達成し、ローテーションのリーダーのような、そしておそらくこのゲームのトップスターターのようなピッチングを見せた。
「彼はスタッフ・エースになりつつある」とドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後に語った。
回2死からオースティン・ライリーが2塁打を放ち、山本(4-2)からアトランタ初安打を放った。この右腕は防御率を0.90まで下げ、メジャー最高の成績を残した。回を1安打、2四球、6奪三振で無失点に抑え、2-0とリードして試合を終えた。
山本は、母国日本の日本プロ野球で見せたような最高のフォームで投げられていると感じていることを認めた。
「はい、高いレベルでできています」と山本は通訳を介して語った。「自分のトップピッチングに近い感覚だと思う。」
山本はノーヒッターの可能性にはこだわっていなかったと語ったが、ロバーツ監督は 「ちょっとだけ 」そのことが頭をよぎったという。
「今夜はノーヒットだった」とロバーツ監督は言い、右バッターのコントロールとスプリッターの使い方が彼の支配の基礎を作ったと付け加えた。
「今夜のスプリッターは素晴らしかった。彼のコマンドは彼らしく戻っていた。この前の試合はそれほどキレがなかった」
しかし、4月25日のピッツバーグ戦(3-0)で4つの四球を与えたときでさえ、山本の印象的でない先発登板はまだ及第点だった。彼は今シーズン、7度の先発登板でまだ5安打、2自責点以上を許していない。
ドジャースが3人の先発投手の故障者リスト入りに適応しようとしている今、山本のエースとしての台頭は特に重要である。ブレイク・スネル(肩の炎症)、タイラー・グラスノー(肩の炎症)、クレイトン・カーショウ(足の指と膝の手術からの回復)を欠いている。
山本は40イニングを投げて自責点4しか許していない。ロバーツ投手にとって、これは先発投手のエリート中のエリートである。
「マウンドに上がれば、6イニングを投げ抜き、勝利のチャンスを与えてくれる投手は一握りだ」とロバーツ監督は言う。
「ヨシからは非常に安定した成績が出ている」
AP