

東京:東京のシンボルであるスカイツリーが土曜日、世界禁煙デーと全国禁煙週間を記念して特別色にライトアップされた。スカイツリーは受動喫煙防止のシンボルカラーである黄緑色にライトアップされた。
世界禁煙デーは、1988年の世界保健機関(WHO)の世界保健総会で制定されたもので、WHOはタバコの広告・宣伝の全面禁止を世界的に呼びかけた。
日本の全国禁煙週間は5月31日から6月6日までで、厚生労働省が東京都と東京都医師会を中心とした啓発活動を支援するために定めた。
禁煙グローバルアクションによると、日本の15歳以上のたばこ使用者は推定1860万人(男性1410万人、女性440万人)で、世界で10番目に多い。しかし、たばこの需要は2010年の一人当たり82.1箱から、2022年には36.2箱へと56%減少する。
日本では約14万人がタバコが原因で死亡しており、これは死亡者全体の約23.7%にあたる。
WHOによれば、13歳から15歳の推定3700万人の子供たちがタバコを使用しているという。「タバコ産業とニコチン産業は、新世代のユーザーを虜にし、既存のユーザーを維持するために、毎日、注意深く操作された製品と欺瞞的な戦術を使用している」とWHOは述べている。