
リヤド:クリスティアーノ・ロナウドがサウジアラビアのアル・ナスルと2年間の契約延長をしたとクラブが木曜日に発表した。
「クリスティアーノ・ロナウドは2027年まで@AlNassrFCにとどまる」とクラブはXに投稿した。
公式確認の数分前、チームは40歳のロナウドが海辺を歩きながらつぶやくティーザー動画を投稿した:「アル・ナスルよ永遠に」
その後、ロナウドは自身のインスタグラムにメッセージを投稿し、契約延長を認めた。
「新しい章が始まる。同じ情熱、同じ夢だ。一緒に歴史を作ろう」と投稿した。
ポルトガルのスーパースターは、2023年にクラブでプレーするために王国に到着し、キャリア後期の選手たちが王国に殺到する先駆けとなった。
先月、ロナウドはサウジアラビアのプロリーグが終了し、アル・ナスルが3位に終わり、再びトロフィーを逃した数時間後に「この章は終わった」と投稿した。
「ロナウドの存在は、この2年半のサウジリーグを発展させた重要な要因だ。彼は、エリート選手や若い選手がサウジアラビアに来るための扉を開いている」と、サウジアラビアのサッカー界に大きな投資を行っている公共投資基金(PIF)の関係者は先月、AFP通信に語っている。
ロナウドが5月に移籍を発表したのは、ブラジルのスター選手ネイマールがアル・ヒラルでわずか7回プレーしただけで、年俸1億400万ドル(約100億円)とも言われる怪我に悩まされた1年半のアル・ヒラルでのプレーを1月に終えてから、わずか数カ月後のことだった。
ロナウドはプロリーグで25ゴールを挙げて得点王に輝いたが、アル・ナスルではサウジアラビアや大陸のトロフィーを獲得することはできず、先月行われたアジア・チャンピオンズリーグ準決勝で敗れた。
昨年、バロンドールを5度受賞した彼は、リヤドのチームでキャリアを終える可能性があると語っていた。
サウジアラビアは、2022年後半にロナウドが移籍したのを皮切りに、ヨーロッパのスター選手に多額の資金を投じることでサッカー界を揺るがしてきた。
過去2年間、サウジアラビアのサッカーファンは、ロナウドとカリム・ベンゼマのような、2人で6つのバロンドールを持つ選手を、王国のサッカーシーズン中の週末に見ることができた。
AFP