
ヨハネスブルグ:世界王者の南アフリカは11月1日、ウェンブリーで日本と対戦する。イングランドで対戦するのは、2015年に日本がラグビーワールドカップ史上最大の番狂わせを起こして以来となる。
当時も今もエディー・ジョーンズが監督を務める日本は、ブライトンでの絶対的スリラーマッチでスプリングボクスを34-32で圧倒した。
南アフリカはそれ以来、2度「ブレイブ・ブロッサムズ」を破っており、その2度とも日本で開催された。
日本代表の指揮官を務める合間に、2019年ワールドカップ決勝でイングランド代表がボクス代表に敗れたものの、2022年末に解任されたジョーンズは、「ブライトンの奇跡」がこのスポーツを大きく変えたと語った。
「10年前のブライトンでの試合は、日本のラグビーをマイナースポーツからブームへと変えた」とジョーンズは言う。
「ボクスと対戦することは、日本の若い選手の夢なのです」
スプリングボクス代表のラッシー・エラスムスは、北半球の強豪との伝統的な11月の対戦を前に、この試合は大歓迎だと語った。
「象徴的なウェンブリー・スタジアムでの日本戦で、北半球のツアーをスタートできることを嬉しく思います」
「特に、1週間後にパリで行われるフランス代表との11月最初の公式テストでのキックオフを控えたチャレンジングなツアーを前にして」
「2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップの前と開催期間中、過去2回の対戦では、ブレイブ・ブロッサムズは速く、攻撃的で、ハイテンポなラグビーをすることで有名だった」
ウェンブリーでは、1992年にイングランドがカナダに26-13で勝利したのを皮切りに、これまで11のラグビー試合が開催されてきた。ウェールズは、旧カーディフ・アームズ・パークが再建中だった1998年と1999年のファイブ・ネーションズ戦を含む6試合を開催した。
リニューアルされたウェンブリーでは、2015年のラグビーワールドカップでも2試合が行われたが、いずれもプールマッチの日本対ボクス戦のようなドラマはなかった。
ボクスがウェンブリーで最後にプレーしたのは、2016年のバーバリアンズ戦で31-31と引き分けた試合だった。
10月4日にトゥイッケナムで開催されるラグビーチャンピオンシップ最終戦でアルゼンチンと対戦するため、エラスムス監督率いるイングランド代表は日本戦の前にすでにイングランドでプレーしていることになる。
AFP