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• サミットにはサウジアラビアの官民、国内外から精鋭が参加

リヤド：旅行・観光業界で最も影響力のあるイベントのひとつである第22回世界旅行ツーリズム協議会グローバルサミットが、11月28日から12月1日までリヤドで開催される。

このサミットでは、業界のリーダーと主要な政府代表らがオンラインで一堂に会し、業界の復興とともに一層安全でレジリエンスのある未来の実現を支援するための取り組みを引き続き調整する。

今年のテーマ「より良い未来に向けた旅」では、社会・環境・経済の課題に取り組み、持続可能性と包括的な成長、繁栄の共有を促進することを目的としている。

サウジアラビア通信によると、王国の高官が複数名出席することになっているという。

エネルギー大臣のアブドルアジーズ・ビン・サルマン王子、ハーリド・アル・ファーリハ投資大臣、マージド・アル・ホガイル地方自治体・農村・住宅大臣、観光副大臣のハイファ・ビント・ムハンマド王女らが参加する予定だ。

「サウジアラビア王国は、観光分野が繁栄の新時代に突入するのに合わせて世界サミットの開催を目撃することになる」と、アフメド・アル・カティーブ観光大臣は述べた。

「このサミットには、世界の官民から観光セクターのリーダーや先駆者が集まり、同セクターの未来と発展を推進する上で不可欠な役割を強化することになる」

「投資、持続可能性、旅行体験の各分野における我々の野心的な目標は、世界の国々との協力によって達成できることは間違いなく、特にリヤドは世界で最も急速に成長している観光地の一つであるため、このセクターにおける…様々な機会が知られることになるだろう」

同サミットには、世界旅行ツーリズム協議会のジュリア・シンプソン会長、カーニバル社のアーノルド・ドナルド取締役、マリオット・インターナショナル社のアンソニー・カプアーノ取締役社長、ドバイ空港のポール・グリフィス最高経営責任者（CEO）、ヒルトンのクリストファー・ナセッタCEO、ヴァーチュオーゾのマシュー・アップチャーチCEO、ディルイーヤ・ゲート開発局のジェリー・インゼリーロCEOなど、精鋭の参加者が名を連ねている。

「我々は、2年間の世界的大流行（パンデミック）の後、世界の観光・旅行セクターの回復に効果的な取り組みを行ってきたサウジアラビア王国政府に心から感謝するとともに、リヤドでの今年の世界サミットで、このような優れた専門家の精鋭（グループ）の方々に会うことができることを嬉しく思う」とシンプソン会長は語った。

「サウジアラビア王国の旅行・観光セクターは、今後10年間、中東地域で最も速い成長率を記録すると見込まれており、来年はパンデミック前のレベルを超えると期待されている」と会長は加えて述べた。

サミットには、ポルトガル、バルバドス、バーレーン、オーストリア、南アフリカからも多数の旅行・観光の高官も出席する。